ダンス・ウィズ・ミー
(2019年8月)監督 矢口史靖
【あらすじ】
一流商社で働く勝ち組OLの鈴木静香(三吉彩花)は、幼いころの苦い思い出からミュージカルを毛嫌いしていた。
「そもそもミュージカルっておかしくない?」
ある日、姪っ子と訪れた遊園地で怪しげな催眠術師(宝田明)のショーを見学した静香は、そこで「曲が流れると歌って踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”にかかってしまう。
その日から、静香は街中に流れるちょっとしたメロディや携帯の着信音など、あらゆる音楽に反応する体になってしまい私生活も破綻する。
催眠術を解いてもらうため、再び遊園地を訪れるも店舗は閉鎖されており、術師は借金取りから逃げ出した後だった…。
困り果てた彼女は、興信所のこズルい調査員 渡辺(ムロツヨシ)に術師捜索を依頼するがどうにもあてにならない。
焦る静香は、催眠術師の助手をしていたイケメンに弱いフリーターの千絵(やしろ優)と、ワケあり路上ミュージシャンの洋子(chay)を引き連れ、インチキ術師の行方を捜す旅に出掛けることとなるが…。
【キャスト】
鈴木静香/三吉彩花、斎藤千恵/やしろ優、山本洋子/chay、渡辺義雄/ムロツヨシ
「ダンス・ウィズ・ミー」感想
みんなの感想
「最高でした。何回見ても笑える。」
「ちょい役にあんな役者が!!」
「キャストに豪華さが欲しかった。何故、やしろ優でなくてはならなかったのか?あとムロツヨシの面白さが全然出てなかった。」
「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖が監督・脚本を手がけたエンターテイメントミュージカルコメディ。
「グッモーエビアン!」の三吉彩花が主演を務め、ミュージカルシーンの全ての歌とダンスを吹き替えなしで演じています。
共演には、お笑い芸人のやしろ優、シンガーソングライターでモデルのchay、「ゴーストマスター」の三浦貴大、「大恋愛〜僕を忘れる君と」のムロツヨシ、「ミンボーの女」の宝田明など、ベテラン俳優から個性的なキャストが大集結。
本作品のテーマは、本当の自分と本当の幸せ。
勝ち組商社マンOLで、全OLの憧れるイケメンエリートのチームに勧誘されて順風満帆だったはずの主人公 静香(三吉彩花)は、ひょんなことでダンス催眠術にかかってしまい、生活が一転してしまいます。
いい加減で無計画な千絵(やしろ優)と共に、催眠術師を探す車旅に出ますがお金も手掛かりもなく、トラブルばかりが続くので観ていて非常にヤキモキしてしまいますが、何故か笑ってしまう演出ばかりなんですよね。
ラストは何とか催眠術を解いてもらうことができ、静香は無事に職場に戻れるようになるのですが、静香は自分の中にある本当の気持ちに気付いてしまい…?
…といった結末です(笑)
矢口史靖監督作品にハズレなしですね。
(オススメ度:☆☆☆☆)