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「Diner ダイナー」
(2019年7月)監督 蜷川実花
【あらすじ】
自分の生きる場所を見出せない無気力な少女オオバカナコ(玉城ティナ)はある日、チラシで見つけた海外への旅費を稼ぐため、日給30万円という怪しいアルバイトに手を出してしまう。
バイトに失敗して組織に身売りされたカナコは、天才シェフ、ボンベロ(藤原竜也)が店主をつとめる殺し屋専用の闇食堂「ダイナー」のウェイトレスとして働くことに。
元殺し屋のボンベロが「王」として君臨するダイナーは、筋肉自慢のブロ(武田真治)や傷だらけの殺し屋スキン(窪田正孝)、子供の容姿をしたキッド(本郷奏多)といった凄腕の殺し屋たちが次々とやってくる非情な世界だった。
「皿の置き方ひとつで消されることもある…」
そんな冷酷非情なダイナーで、カナコは初めて生きる意味を知る。
そしてダイナーでは、闇の組織の跡目争いをめぐる会食が始まろうとしていた…
【キャスト】
ボンベロ/藤原竜也、オオバカナコ/玉城ティナ、スキン/窪田正孝、キッド/本郷奏多 ほか
「Diner ダイナー」感想
みんなの感想
「映像美!蜷川監督の色彩感覚が本当に素晴らしい!ただ、ストーリーは今ひとつ…」
「藤原竜也と窪田くんが、ひたすらカッコ良かった!」
「原作ファンは観ないほうがいいです。映像は美しかった。」
「俺はァァ〜ここの、王だ!砂糖の一粒までもが俺に従う!」
監督が「ヘルタースケルター」「さくらん」の蜷川実花監督ということもあり、やたら映像美に力の入った作品でした。
「ひどい役しかやらせてもらえない」という主演の藤原竜也は、今回もひどい役まわりのエゴイストとして登場します(笑)
ただ、最後には……なので、藤原竜也ファンが満足できそうなエンディングになっていると思います。
オススメは窪田正孝の演じるスキンの悲しくも美しい表情と、ガチ宝塚風な真矢ミキさん(笑)
あと、心配してる方もいると思われる殺しや暴力による流血などのスプラッタシーンですが…
安心して下さい(笑)
銃で撃たれても、首を切られてもドバッと血が飛び散ったりすることはなく、かなりソフトな描写に抑えられていました。
思いのほかホッとする温かいラストにも注目ですよ。
※字幕エンドロール後のオマケ映像はなし。
(オススメ度:☆☆☆★)